王子と姫の狂おしい愛~結婚生活編~
「やめろよ!もう、あんな━━━━━」
「とにかく、お部屋へ!」
琥珀達は部屋に駆け出した。
「椿姫!!」
部屋に駆けつけると、椿姫はベランダにいた。
そして下を覗いていた。
「椿姫(様)!!?」
琥珀達四人に、あの時の光景が蘇った。
「椿姫!」
「琥珀…」
「おいで?そこ、危ないよ?」
「大丈夫よ、飛び降りたりしないから。身体が熱いから、涼んでるだけ。
一人にして。色々考えたいだけだから」
「もう、やめろよ!!それ!!」
「え?琥珀?」
「一人で、一人で、一人で……って!
椿姫は“一人で”なんて許されないんだよ!?」
「椿姫様、僕の仕事を取らないで下さい!」
「え?二階堂?」
「僕も、また何処へでもお連れしますよ?
あ、ゲームセンターはダメですが(笑)」
「井高さん」
「椿姫様、貴女様は一人で何もできないのではなく、誰も椿姫様を一人にさせないんですよ。
だから、椿姫様が傷つく必要はありません!」
「川下さん」
「椿姫、俺から離れないでよ!
俺が!椿姫の傍にいたいんだから!
ギュッてさせて?」
琥珀が両手を広げる。
「椿姫様、手当てさせて下さい!」
二階堂が微笑む。
ゆっくり琥珀の元に歩き、椿姫は抱きついた。
「やっと、椿姫が戻ってきた!」
「どうして、琥珀は私と結婚したの?
何もできないのに……」
「愛してるから」
「え?」
「傍にいたいから」
「琥珀」
「もう、一生放したくないから」
「いや、私はそうゆうことを聞いてるんじゃなくて……」
「もっと頼ってよ!
一人でなんて、何もさせないよ!
そんなことするなら、監禁するからね!」
「とにかく、お部屋へ!」
琥珀達は部屋に駆け出した。
「椿姫!!」
部屋に駆けつけると、椿姫はベランダにいた。
そして下を覗いていた。
「椿姫(様)!!?」
琥珀達四人に、あの時の光景が蘇った。
「椿姫!」
「琥珀…」
「おいで?そこ、危ないよ?」
「大丈夫よ、飛び降りたりしないから。身体が熱いから、涼んでるだけ。
一人にして。色々考えたいだけだから」
「もう、やめろよ!!それ!!」
「え?琥珀?」
「一人で、一人で、一人で……って!
椿姫は“一人で”なんて許されないんだよ!?」
「椿姫様、僕の仕事を取らないで下さい!」
「え?二階堂?」
「僕も、また何処へでもお連れしますよ?
あ、ゲームセンターはダメですが(笑)」
「井高さん」
「椿姫様、貴女様は一人で何もできないのではなく、誰も椿姫様を一人にさせないんですよ。
だから、椿姫様が傷つく必要はありません!」
「川下さん」
「椿姫、俺から離れないでよ!
俺が!椿姫の傍にいたいんだから!
ギュッてさせて?」
琥珀が両手を広げる。
「椿姫様、手当てさせて下さい!」
二階堂が微笑む。
ゆっくり琥珀の元に歩き、椿姫は抱きついた。
「やっと、椿姫が戻ってきた!」
「どうして、琥珀は私と結婚したの?
何もできないのに……」
「愛してるから」
「え?」
「傍にいたいから」
「琥珀」
「もう、一生放したくないから」
「いや、私はそうゆうことを聞いてるんじゃなくて……」
「もっと頼ってよ!
一人でなんて、何もさせないよ!
そんなことするなら、監禁するからね!」