王子と姫の狂おしい愛~結婚生活編~
「ほんと?」
二階堂を見上げる、椿姫。
「……/////」
「……??二階堂?どうしたの?」
「いえ////椿姫様、お茶を入れてきますね!」
「うん、ありがとう!」
微笑み合う二人。
その光景、一部始終琥珀が見ていた。
寝室に戻ると、ドアの前に琥珀が腕を組んでもたれかかっていた。
「椿姫」
「琥珀」
「何してたの?」
怒ってる…………確実に。
琥珀の恐ろしい程の雰囲気に、椿姫は身体が震えていた。
「二階堂に話を聞いてもらってたの」
「椿姫は、何て言ってこの部屋を出たかな~?」
「は?」
「お手洗い行ってくるって言ってたと思うんだけど……」
「そうね」
「どうして嘘ついたの?」
「琥珀は、私のこと恥ずかしいんでしょ?
お友達に紹介できないくらいに!」
「は?違うし!」
「私は一人じゃ何にもできないし、お仕事したことないし、いつも琥珀や二階堂達に守ってもらってばっかだし……それから…」
椿姫は必死で話していて、涙が溢れていた。
「椿姫……」
「でもそんな風にしたのは、琥珀よ!」
「椿姫、ごめんね!違うよ!ほんとだよ?泣かないで?
ダメって言ったのは、嫉妬したから……
椿姫は俺のモノなのに、俺以外の…しかも男に見せるなんて嫉妬でおかしくなる!!」
「琥珀?」
「ねぇ、椿姫」
琥珀が一歩ずつ近づいてくる。
「椿姫は、誰のモノ?」
「え?」
「その柔らかい口唇にキスしていいのは、誰?」
「琥、珀?」
「椿姫の可愛くて甘い声を聞けるのは?」
「ちょっ…琥珀…」
椿姫の目の前に来た琥珀は、耳元に口を寄せ囁いた。
「椿姫と繋がって一つになれるのは、俺だけでしょ?」
「………/////」
そして琥珀は、椿姫の目元にキスを落とした。
二階堂を見上げる、椿姫。
「……/////」
「……??二階堂?どうしたの?」
「いえ////椿姫様、お茶を入れてきますね!」
「うん、ありがとう!」
微笑み合う二人。
その光景、一部始終琥珀が見ていた。
寝室に戻ると、ドアの前に琥珀が腕を組んでもたれかかっていた。
「椿姫」
「琥珀」
「何してたの?」
怒ってる…………確実に。
琥珀の恐ろしい程の雰囲気に、椿姫は身体が震えていた。
「二階堂に話を聞いてもらってたの」
「椿姫は、何て言ってこの部屋を出たかな~?」
「は?」
「お手洗い行ってくるって言ってたと思うんだけど……」
「そうね」
「どうして嘘ついたの?」
「琥珀は、私のこと恥ずかしいんでしょ?
お友達に紹介できないくらいに!」
「は?違うし!」
「私は一人じゃ何にもできないし、お仕事したことないし、いつも琥珀や二階堂達に守ってもらってばっかだし……それから…」
椿姫は必死で話していて、涙が溢れていた。
「椿姫……」
「でもそんな風にしたのは、琥珀よ!」
「椿姫、ごめんね!違うよ!ほんとだよ?泣かないで?
ダメって言ったのは、嫉妬したから……
椿姫は俺のモノなのに、俺以外の…しかも男に見せるなんて嫉妬でおかしくなる!!」
「琥珀?」
「ねぇ、椿姫」
琥珀が一歩ずつ近づいてくる。
「椿姫は、誰のモノ?」
「え?」
「その柔らかい口唇にキスしていいのは、誰?」
「琥、珀?」
「椿姫の可愛くて甘い声を聞けるのは?」
「ちょっ…琥珀…」
椿姫の目の前に来た琥珀は、耳元に口を寄せ囁いた。
「椿姫と繋がって一つになれるのは、俺だけでしょ?」
「………/////」
そして琥珀は、椿姫の目元にキスを落とした。