王子と姫の狂おしい愛~結婚生活編~
中に入る、椿姫と寛二。
「すみません、今日は貸切なんです」
「わかってるよ。
琥珀いる?」
「え?琥珀さん、ですか?」
「うん、姫が来てるって伝えて?」
「こんばんは…!」
フワッと微笑み、挨拶をする椿姫。
「え?あ…////マジかよ…////」
寛二の後ろにいた椿姫を見て、驚愕する店員。
バン━━━━━!!!
「ちょっ…なんだよ、急に!」
「琥珀さん!」
「んぁ?俺?なんだよ!?」
「姫様が来てます!」
「あー、椿姫?
━━━━━椿姫!?」
その瞬間、脇目も振らず駆け出した琥珀。
「椿姫!!!」
「坊っちゃん!お邪魔~」
「琥珀」
「椿姫!なんで!?こんなとこに来んだよ!?
来るなっつたよな!?しかもここ、居酒屋だぞ!?」
「あ…ご、ごめんなさい!怒らないで……寛二くん、帰ろ?」
「せっかくなんだから、俺達も一緒に同窓会参加させてもらおうよ!」
「でも……琥珀が…」
「帰れよ……」
「は?琥珀、そこまで怒ることないだろ?」
「帰れ!!!」
こんなに激怒した琥珀を見たことのない椿姫。
「あ…あ……琥、珀…ごめんな…さい…」
あまりの恐ろしさに椿姫は、身体がガクガク震えていた。
「琥珀!!いい加減にしろ!?
俺が無理やり連れて来たんだよ!?」
「私、帰ります」
椿姫は静かに居酒屋を出た。
「椿姫!一人で行くな!!」
パシッ━━━━!!!
追いかけようとする琥珀を止める、寛二。
「琥珀、お前…最低だ!椿姫にあんな……
責めるなら、俺にだろ?
…………ここは、俺が行く!」
「あ?離せよ……俺が行く……」
琥珀は、どす黒い雰囲気を更に黒くして寛二を睨みつけた。
「すみません、今日は貸切なんです」
「わかってるよ。
琥珀いる?」
「え?琥珀さん、ですか?」
「うん、姫が来てるって伝えて?」
「こんばんは…!」
フワッと微笑み、挨拶をする椿姫。
「え?あ…////マジかよ…////」
寛二の後ろにいた椿姫を見て、驚愕する店員。
バン━━━━━!!!
「ちょっ…なんだよ、急に!」
「琥珀さん!」
「んぁ?俺?なんだよ!?」
「姫様が来てます!」
「あー、椿姫?
━━━━━椿姫!?」
その瞬間、脇目も振らず駆け出した琥珀。
「椿姫!!!」
「坊っちゃん!お邪魔~」
「琥珀」
「椿姫!なんで!?こんなとこに来んだよ!?
来るなっつたよな!?しかもここ、居酒屋だぞ!?」
「あ…ご、ごめんなさい!怒らないで……寛二くん、帰ろ?」
「せっかくなんだから、俺達も一緒に同窓会参加させてもらおうよ!」
「でも……琥珀が…」
「帰れよ……」
「は?琥珀、そこまで怒ることないだろ?」
「帰れ!!!」
こんなに激怒した琥珀を見たことのない椿姫。
「あ…あ……琥、珀…ごめんな…さい…」
あまりの恐ろしさに椿姫は、身体がガクガク震えていた。
「琥珀!!いい加減にしろ!?
俺が無理やり連れて来たんだよ!?」
「私、帰ります」
椿姫は静かに居酒屋を出た。
「椿姫!一人で行くな!!」
パシッ━━━━!!!
追いかけようとする琥珀を止める、寛二。
「琥珀、お前…最低だ!椿姫にあんな……
責めるなら、俺にだろ?
…………ここは、俺が行く!」
「あ?離せよ……俺が行く……」
琥珀は、どす黒い雰囲気を更に黒くして寛二を睨みつけた。