王子と姫の狂おしい愛~結婚生活編~
椿姫が通っていた高校は、俗にいうお坊っちゃま・お嬢様高校で、みんなそれなりに格式が高い人間ばかりだ。
しかも幼稚園から高校までの一貫校だ。
当然琥珀も同じ学校出身だ。
その中でも琥珀や椿姫はトップクラスで、またレベルが違う。
そしてこの瑠樹も、全国展開しているレストランの会長の息子で椿姫と対等に話せるのは小夜達友人以外では、瑠樹だけなのだ。
「椿姫」
「え?あ、瑠樹くん?」
「うん、久しぶり!」
「久しぶりだね!」
「瑠樹くんだ!変わらないね~」
小夜達も久しぶりの再会に、嬉しそうに話す。
「えー変わらないって、成長してないってこと(笑)?
酷いな…(笑)」
「そうじゃなくて、相変わらずイケメンだね~ってこと!」
「そう?ありがと!
そうゆう小夜も、相変わらずだな!」
「そう(笑)?」
「椿姫も……相変わらず可愛くて、綺麗だね…」
「え?ありがとう!」
「ねぇ…ちょっとだけ、椿姫を貸して?
椿姫、少しだけでいいから二人で話さない?」
「え?うん、いいよ」
「椿姫様!二人は…」
「二階堂さんだっけ?心配しなくても、拐ったりしませんから!」
「ですが……」
「二階堂!邪魔しない約束でしょ?」
「はい…」
そう言って、瑠樹と二人で外のバルコニーに出た椿姫。
「ごめんね、すぐ小夜達のとこに帰すから!」
「うん、でもどうしたの?」
「結婚……おめでとう…」
「ありがとう!」
「幸せ?椿姫」
「うん!とっても!」
「そっか。じゃあ…政略結婚じゃないんだな?」
「え?そんなわけないでしょ……!?」
「だって…琥珀坊っちゃん、椿姫にベタ惚れだったから……」
しかも幼稚園から高校までの一貫校だ。
当然琥珀も同じ学校出身だ。
その中でも琥珀や椿姫はトップクラスで、またレベルが違う。
そしてこの瑠樹も、全国展開しているレストランの会長の息子で椿姫と対等に話せるのは小夜達友人以外では、瑠樹だけなのだ。
「椿姫」
「え?あ、瑠樹くん?」
「うん、久しぶり!」
「久しぶりだね!」
「瑠樹くんだ!変わらないね~」
小夜達も久しぶりの再会に、嬉しそうに話す。
「えー変わらないって、成長してないってこと(笑)?
酷いな…(笑)」
「そうじゃなくて、相変わらずイケメンだね~ってこと!」
「そう?ありがと!
そうゆう小夜も、相変わらずだな!」
「そう(笑)?」
「椿姫も……相変わらず可愛くて、綺麗だね…」
「え?ありがとう!」
「ねぇ…ちょっとだけ、椿姫を貸して?
椿姫、少しだけでいいから二人で話さない?」
「え?うん、いいよ」
「椿姫様!二人は…」
「二階堂さんだっけ?心配しなくても、拐ったりしませんから!」
「ですが……」
「二階堂!邪魔しない約束でしょ?」
「はい…」
そう言って、瑠樹と二人で外のバルコニーに出た椿姫。
「ごめんね、すぐ小夜達のとこに帰すから!」
「うん、でもどうしたの?」
「結婚……おめでとう…」
「ありがとう!」
「幸せ?椿姫」
「うん!とっても!」
「そっか。じゃあ…政略結婚じゃないんだな?」
「え?そんなわけないでしょ……!?」
「だって…琥珀坊っちゃん、椿姫にベタ惚れだったから……」