王子と姫の狂おしい愛~結婚生活編~
「え?」
「パーティーで会っても、琥珀がべったりだっただろ?」
「そうね」
「アイツ…王子なんかじゃないんだよ?椿姫は知らないだろうけど、琥珀は暴走━━━━」
「知ってるよ」
「知ってたのか……」
「そんなの関係ないよ。私が琥珀を選んだんだよ?」
「そっか…」
「瑠樹くん?」
瑠樹が空を見上げた。
「椿姫」
「ん?」
「ずっと、椿姫が大好きだよ。忘れられないんだ……」
「え……瑠樹く━━━━━」
気づくと椿姫は、瑠樹の腕の中にいた。
「俺は今でも琥珀に椿姫を奪われたと思ってるよ。
だから…少しだけでいいんだ……
これで最後にするから。これ以降こんなことしないから……このまま……」
「椿姫様から離れろ……」
黒い怒りに包まれた二階堂がいた。
「ごめん!椿姫。ごめんな…!」
「うん…」
バッと離す、瑠樹。
瑠樹の悲しい告白に、椿姫は何も言えなかった。
「椿姫様、小夜さん達が待ってますよ。行きましょう!」
二階堂の言葉に、椿姫は瑠樹に向き直った。
「瑠樹くん、私はね…
琥珀の事大好きなの。だから、瑠樹くんの気持ちに答えられない。ごめんなさい…」
そう言って、椿姫は二階堂の元に向かった。
それから同窓会も終盤にさしかかり、
「二次会どうする?」
「やっぱカラオケ?」
「それとも飲み直す?」
みんなそれぞれ、話している。
「椿姫はどうする?」
「私は帰る。琥珀が待ってるだろうから」
「そうよね。フフ…琥珀くん、迎えに来てそうよね?」
とクスクス笑いながら小夜が言った。
「外にいるよ!早く出てきて、椿姫!!
早く会いたい!!」
琥珀に電話すると、小夜の言う通りだった━━━━
「パーティーで会っても、琥珀がべったりだっただろ?」
「そうね」
「アイツ…王子なんかじゃないんだよ?椿姫は知らないだろうけど、琥珀は暴走━━━━」
「知ってるよ」
「知ってたのか……」
「そんなの関係ないよ。私が琥珀を選んだんだよ?」
「そっか…」
「瑠樹くん?」
瑠樹が空を見上げた。
「椿姫」
「ん?」
「ずっと、椿姫が大好きだよ。忘れられないんだ……」
「え……瑠樹く━━━━━」
気づくと椿姫は、瑠樹の腕の中にいた。
「俺は今でも琥珀に椿姫を奪われたと思ってるよ。
だから…少しだけでいいんだ……
これで最後にするから。これ以降こんなことしないから……このまま……」
「椿姫様から離れろ……」
黒い怒りに包まれた二階堂がいた。
「ごめん!椿姫。ごめんな…!」
「うん…」
バッと離す、瑠樹。
瑠樹の悲しい告白に、椿姫は何も言えなかった。
「椿姫様、小夜さん達が待ってますよ。行きましょう!」
二階堂の言葉に、椿姫は瑠樹に向き直った。
「瑠樹くん、私はね…
琥珀の事大好きなの。だから、瑠樹くんの気持ちに答えられない。ごめんなさい…」
そう言って、椿姫は二階堂の元に向かった。
それから同窓会も終盤にさしかかり、
「二次会どうする?」
「やっぱカラオケ?」
「それとも飲み直す?」
みんなそれぞれ、話している。
「椿姫はどうする?」
「私は帰る。琥珀が待ってるだろうから」
「そうよね。フフ…琥珀くん、迎えに来てそうよね?」
とクスクス笑いながら小夜が言った。
「外にいるよ!早く出てきて、椿姫!!
早く会いたい!!」
琥珀に電話すると、小夜の言う通りだった━━━━