王子と姫の狂おしい愛~結婚生活編~
「え……?」
「瑠樹さえいなければっていつも思ってた」
「………」
「だから俺はパーティーの時、椿姫にべったりくっついてたんだよ!瑠樹からいつか奪ってやろうと思ってたから!」
「琥珀…」
「あ、彩姫子おばには一つ感謝してることあるんだよ。教えてあげようか?」
「え……」
「瑠樹と別れた理由って、彩姫子おばの過保護や執着のせいだろ?」
「うん…瑠樹くん、うざいって……」
「俺が親父経由で、彩姫子おばの耳に瑠樹の悪い噂を流したの……」
「え……嘘…でしょ…」
「そしたら彩姫子おばのことだから、絶対椿姫をガッチリ束縛して瑠樹から離そうとすると思ったから」
「酷い…」
「酷い?
酷いのはどっち?
俺は椿姫“しか”いないのに、椿姫は色んな男に触らせるじゃん!二階堂や井高のことでさえ、消したい位なのにそれはちゃんと我慢してあげてるでしょ?
なのに、寛二やしかも……俺が一番嫌いな瑠樹に会うなんて………酷いのは、椿姫でしょ?」
「でも同窓会だから、会うのは当たり前でしょ?」
「そうだね」
「何を話した?」
「え?」
「瑠樹と」
「それは…」
「告白されたんだ?」
「私…何も言ってない」
「そんなの椿姫を見ればわかる。
まだ、諦めてねぇんだ?アイツ…!!
…………まぁいいや!
ねぇ…もう話はやめて愛し合おう!
今日は寝れないと思ってね!お姫様!」
椿姫は一晩中、琥珀の狂った深い愛情に溺れていた。
身体中にキスマークが増え、意識も何度飛びそうになったかわからない。
まるで食べられているような感覚だった。
このまま本当に一つになってしまうかのような、激情だった。
「瑠樹さえいなければっていつも思ってた」
「………」
「だから俺はパーティーの時、椿姫にべったりくっついてたんだよ!瑠樹からいつか奪ってやろうと思ってたから!」
「琥珀…」
「あ、彩姫子おばには一つ感謝してることあるんだよ。教えてあげようか?」
「え……」
「瑠樹と別れた理由って、彩姫子おばの過保護や執着のせいだろ?」
「うん…瑠樹くん、うざいって……」
「俺が親父経由で、彩姫子おばの耳に瑠樹の悪い噂を流したの……」
「え……嘘…でしょ…」
「そしたら彩姫子おばのことだから、絶対椿姫をガッチリ束縛して瑠樹から離そうとすると思ったから」
「酷い…」
「酷い?
酷いのはどっち?
俺は椿姫“しか”いないのに、椿姫は色んな男に触らせるじゃん!二階堂や井高のことでさえ、消したい位なのにそれはちゃんと我慢してあげてるでしょ?
なのに、寛二やしかも……俺が一番嫌いな瑠樹に会うなんて………酷いのは、椿姫でしょ?」
「でも同窓会だから、会うのは当たり前でしょ?」
「そうだね」
「何を話した?」
「え?」
「瑠樹と」
「それは…」
「告白されたんだ?」
「私…何も言ってない」
「そんなの椿姫を見ればわかる。
まだ、諦めてねぇんだ?アイツ…!!
…………まぁいいや!
ねぇ…もう話はやめて愛し合おう!
今日は寝れないと思ってね!お姫様!」
椿姫は一晩中、琥珀の狂った深い愛情に溺れていた。
身体中にキスマークが増え、意識も何度飛びそうになったかわからない。
まるで食べられているような感覚だった。
このまま本当に一つになってしまうかのような、激情だった。