王子と姫の狂おしい愛~結婚生活編~
「ママは、パパのこと愛してるわよ!
それは、いつも傍にいた私がよくわかってるから!
だから……」
「椿姫……
フフ…大丈夫だよ。彩姫子の愛情、ちゃんと受けとめてるよ」
ポンポンと頭を撫でる、春樹。
「椿姫様、ほらっ涙を拭いて下さい」
川下が優しく涙を拭く。
そして琥珀と椿姫は、無事に結婚式を迎えた。
琥珀のカッコよさ、椿姫の美しさは出席者全員の心を魅了し、捉えて離さなかった。
「琥珀様も、椿姫様も素敵……!」
「だな、二人の空間だけなんか違うよな?
輝いてるっつうか……」
「だって…湯王 琢巳の息子と、藤堂 彩姫子の娘だもんな~!」
「まさに、王子と姫だな!」
「琥珀坊っちゃん、椿姫!」
「寛二」
「寛二くん、今日はありがとう!」
「椿姫…綺麗だなぁ!ほれぼれするよ……!
み~んな、見惚れてるよ!
あーあ、俺のモノにしたかったなぁ(笑)」
「はぁぁ?帰れ、寛二!」
「ほんっと…ガキだな、坊っちゃん!」
「うるせー!」
バッと立ち上がり、寛二の胸ぐらを掴もうとする琥珀。
「琥珀!?」
パシッ━━━━!!!
「止めてください……!」
そこを周りにわからないように、琥珀の手を掴まれた。
「あ?二階堂…?」
「約束したはずです。椿姫様を困らせるようなことしないと……今日は大切な結婚式です。
ここは堪えて下さい。
寛二様も、お席にお戻り下さい」
「ん。了解~!」
「二階堂?」
「椿姫様、もう…大丈夫ですよ」
「うん」
一礼して、去っていった二階堂だった。
それは、いつも傍にいた私がよくわかってるから!
だから……」
「椿姫……
フフ…大丈夫だよ。彩姫子の愛情、ちゃんと受けとめてるよ」
ポンポンと頭を撫でる、春樹。
「椿姫様、ほらっ涙を拭いて下さい」
川下が優しく涙を拭く。
そして琥珀と椿姫は、無事に結婚式を迎えた。
琥珀のカッコよさ、椿姫の美しさは出席者全員の心を魅了し、捉えて離さなかった。
「琥珀様も、椿姫様も素敵……!」
「だな、二人の空間だけなんか違うよな?
輝いてるっつうか……」
「だって…湯王 琢巳の息子と、藤堂 彩姫子の娘だもんな~!」
「まさに、王子と姫だな!」
「琥珀坊っちゃん、椿姫!」
「寛二」
「寛二くん、今日はありがとう!」
「椿姫…綺麗だなぁ!ほれぼれするよ……!
み~んな、見惚れてるよ!
あーあ、俺のモノにしたかったなぁ(笑)」
「はぁぁ?帰れ、寛二!」
「ほんっと…ガキだな、坊っちゃん!」
「うるせー!」
バッと立ち上がり、寛二の胸ぐらを掴もうとする琥珀。
「琥珀!?」
パシッ━━━━!!!
「止めてください……!」
そこを周りにわからないように、琥珀の手を掴まれた。
「あ?二階堂…?」
「約束したはずです。椿姫様を困らせるようなことしないと……今日は大切な結婚式です。
ここは堪えて下さい。
寛二様も、お席にお戻り下さい」
「ん。了解~!」
「二階堂?」
「椿姫様、もう…大丈夫ですよ」
「うん」
一礼して、去っていった二階堂だった。