居場所の無い人達へ

また瓶を開けてそれを飲む義母。

止めずにずっとその様子を見る少女



「あー、もう酒ねーなこれ飲んじまったら…なにみれんだよ!!くそが!!」

また瓶をなげようとするがやめて、

「はぁ、くじょーめんどいから、こんだけにしとくか」
その空瓶を抱いて寝てしまう


少女はそっとその場から離れて、別の部屋へ向かい、静かに戸をしめた。



そして、過呼吸を起こした
が、だれも気にかけない

少女はヒトリ、コドクだ


しかし、ふと、今日いった場所は、少女にとっては心地よかった気がした。

< 10 / 40 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop