来世にご期待下さい!〜前世の許嫁が今世では私に冷たい…と思っていたのに、実は溺愛されていました!?〜
言い終えるなり、恋幸は先ほど一目惚れしたレモン柄のワンピースと店内にあったその他諸々をカゴに詰め込み、プンスカという効果音がぴったりな様子でレジへ向かう。
「……お財布じゃない、か」
そんな彼女の耳に、裕一郎のこぼした呟きが届くわけもなかった。
「……お財布じゃない、か」
そんな彼女の耳に、裕一郎のこぼした呟きが届くわけもなかった。