初恋キャンディ〜one-way love〜

「ひまのそれはさ…恋、だよ？」

へぇ、恋って言うのか、ふーん…

…って、待って、こ、恋！？

え、そ、それって…

「わ、私も勇翔のことが好き、なのっ？」

私が問いかけると、彼は照れくさそうに目を逸らした。

「そ、そうなんじゃねーの？」

「うぇっ！？！？」

「自分で言ったくせに照れんなよ…」

「だ、だってだって！！うわぁ、そっかぁ、そうなんだ、えへへ〜」

「待って？なんかめっちゃ嬉しそうじゃん」

「当たり前だよ、ずーっとこの気持ちの正体が分かんなかったんだもん…嬉しいっ♪」

「何それ、くそ可愛いんだけど」