隣の席のCOOLBOY

6時半、と言う中途半端な時間だけど



駅のホームは帰宅ラッシュ。



人が沢山いる。



私たちは2人で電車に乗り込んだ。




方向が一緒だったみたいで、それだけでも嬉しくなる私は単純。



美沙とは中学校からの友達だから、降りる駅は一緒。



でも、隣にいる彼とはきっと違う。



なーんて考えてたら、



背後に、、、、、嫌な気配を感じる、、



まさかっ、と思った時には、、、、、手が、




叫ぶことだって逃げることだってできるけど、


駿にバレたくなくて、



何事もないような顔をして振る舞う。



これだって初めてされたわけじゃない、
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