隣の席のCOOLBOY
その瞬間


体から力という力が全て抜けて



駿に寄りかかってしまった。



「……っあごめ、」



「怖かったよな。」



「家まで送るから。帰るぞ」



「え、そんな、いいのに……、、」



「本当は怖かったんだろ?」



「素直に甘えろ」




っていう経緯で駿と肩を並べて家まで帰った。



「ありがとう…」


「ん。」



また一言だけの返事に戻った。



そうだよね、これが彼の普通。



さっきがおかしかったんだ


うん。



でも、今日はぐっすり寝れそう。ありがとう
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