隣の席のCOOLBOY
そう言って私の前に立っているのは



美沙。




もちろん美沙も知らない。



「ごめんね、、、、、、言ってなくて」




中学も同じなのになんで美沙がこの事を知らなかったのかと言うと


美沙は施設育ちだから。


テレビや、パソコンなどが満足にある訳じゃない。



あっても下の子たちに譲る、、、、、、そんな生活だったから。



あ、今は優しい人に引き取られて幸せだと思うよ。

空気を読んで駿は私の周りから離れてくれていた。



「ほんとだよ、もう、、、、、、。心配したよ」




美沙に迷惑だと思って、



連絡を一切取ってなかった。



それでも、心配して、自分を迎えてくれる彼女といつまでも友達でいたいと思った
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