隣の席のCOOLBOY
もちろん自分の身は自分で守る。




それ以上に駿に心配させたくない。




その一心で私は周りが見えてなかった。






「真希ちゃん、今日もよろしくね?」



現場に入ってすぐ声をかけてくるのは


青山さん……。



「よろしくお願いします」



「ほんとに可愛いね。」


「お世辞はいりませんよ、」



愛想笑いで返すも、


彼には全く響かないみたいで、


撮影が始まるまで私はずっと青山さんに話しかけられ続けていた
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