隣の席のCOOLBOY
やっぱりバレるもんなんだ。




「でも、気が付かないうちに好きになってたな。」




「可愛いとは思ってたし、」



急にそんなことを言われて、私は自分の体温が上がるのを自覚した。




「前のお前も悪くないけど、断然今の方がいい。」



「しゅん〜」




私はその言葉で泣きそうになった。



「おい、泣くなよ」



「ち、違うよ、目から汗が出てきただけ、」



誰にでもバレるような嘘をついて私は自室に駆け込んだ。
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