隣の席のCOOLBOY

ご飯を食べながら、さっきの話の続きをした。

よく考えて見れば私たちは、あまりこんな話をしてこなかった。



「逆にお前は？」



「駿が優しかったから……」



「覚えてるか分からないけど｣


そう言って私がエピソードを話せば


少し照れた様子の駿。



「あの時なんで助けてくれたの？」


「正直なんでかわかんねぇな」