隣の席のCOOLBOY
ヒューーーパンッ



目の前で花が咲いた。





「ここ、花火が綺麗に見えるらしくて、駿を連れてきたかったの」

そう言って微笑む真希。


ほんとにどんな花火よりもこの笑顔が綺麗だな、なんてくさいこと思う日が俺に来るとは思わなかった。



「、?駿?」




「あ、うん。すげぇ綺麗。」


ほんとに惚れ惚れするくらいにな。



「来れてよかった、駿と。」





その後も、俺らは2人だけの空間で花火を思いっきり楽しんだ。

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