隣の席のCOOLBOY
あいつを起こすために



名前を呼んでいた気がする。






真希。。。。。なんて。







「ほら。飲め」




顔が赤くて、少しずつこくこくと水を飲む唇がかわいくて。





気が付けば、



ペットボトルを取り上げて、



そいつの唇を奪っていた。






自分の行動にも驚いた。




でも、内山の方は、もっと驚いている。


そんなの当たり前だ。





「あ、わり」



「お休み。無理すんなよ」



逃げるように去った俺は超絶かっこ悪いな。
< 37 / 225 >

この作品をシェア

pagetop