隣の席のCOOLBOY
コンコン


ナイスタイミングで私の部屋をノックする駿。



「は、はーい」



「ん、飯持ってきた。」




「あ、あのさ。。ありがとう」





ちゃんと聞こえてたかどうかはわからない。




正直、勘違いしてた自分が恥ずかしいから目も合わせたくない。


話しかけるのだって怖い。


それでも、お礼を言わないのは、自分らしくないと思ったから。



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