隣の席のCOOLBOY
学校からの帰り道を駿と2人で歩く……と言うミラクルが起きてる今……、、


何を話すべき????ねぇ、、、、、、




「っとさ、修学旅行楽しみだね」



「ああ。」


「どこか行きたいところとかあるの?」




「うーん、清水寺。」



「わかるっ!!!私もそこめっちゃ行きたいっ!」

やっぱり、キャラは外せない。



それでも、そのまま会話をし続ける。

「清水の舞台から飛び降りるつもりで〜!!!なんてめちゃくちゃ憧れるっ!」




ちらっと駿を見れば目を大きく見開いていて、


私がずっと一人で話し続けていたことに気がついた、、。



「あ、ごめん」


ボソ「かわい」



声が小さくて、駿がなんて言ったのか聞き取れなかった。

……けど、なんて言ったのか聞くことは出来なかった。



顔を背けられたから。


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