隣の席のCOOLBOY
〜駿にside〜


こいつの様子がおかしい。



直接見たわけじゃねぇけど、



夕飯だと呼ばれた時間はいつもより30分遅くて。


手元を見れば多数の絆創膏と、やけど。



試しにいつもは断られる洗い物を申し出れば、


すんなりと認めて、さっさと風呂に入りに行った。


あいつから話してくれるまでは、俺も動けない。


でも、それは間違いだった。
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