僕は。
死にたい。そう思うようになったのは確か小学生の時だった。
小さい頃から何事もめんどくさいと感じるような子供だった。人間関係、勉強、進路、親のこと、全て面倒だった。
テストでいい点をとっても次はもっといい点を取ってと言う親、他の兄弟にはあまい親があまり好きではなかった。けど、命をかけて産んでくれたことには感謝している。ちゃんとご飯だって3食きちんと食べさせてくれるし、朝早く起きて自分のお弁当も作ってくれる。
こんなにも僕の身の周りのことをしてくれるのに僕は何が嫌なんだろう。
もしこの事をネットに書いたらどうなるだろうか。きっと、罵られされる。僕だってわかってる自分が贅沢で我儘なことを。でも死にたいと思ったのは仕方がないじゃないか。別に周りの人達に不満があるわけじゃない。ただ生きたくないだけ。
学校のみんなは知らないだろうな、僕がいつも「早く終わらないかな」と言っているのは
授業ではなく自分の人生のことだというのを。

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