学校の怪談
リュックは体からすり抜けて弟たちのために買ったジュースがこぼれ出た。


あぁ、弟たちが待っているのに。


そう感じた次の瞬間浩一の体はコンクリートの地面に叩きつけられていた。


浩一は必死に手を伸ばす。


その先には弟のために購入したジュースが転がっていたのだった。
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