学校の怪談
「どうしてわかったんですか?」


そう質問されて怜美は猫田さんを見上げる。


やっぱりそうだったんだ。


前に少しだけ感じていた違和感の正体は本物だった。


「私、まだ手伝います」


怜美はしっかりとした声で言ったのだった。
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