ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
『……ん……くん……!』

……?

どこからか微かに聞こえてきた誰かの声。

誰の声だろう?

それに、一体なんて言って……。

『ゆーくーん!』

……ゆー、くん?

そうハッキリと声が聞こえた瞬間、視界を覆っていた白いモヤのようなものがゆっくりと晴れていった。

ここは……。

クリアになっていく視界。

私の目の前に広がるのは、どこか見覚えのある公園の景色。

なんだかすごく懐かしい感じがするけど……。

どこの公園だろう?
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