ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
うぅ……優羅くんを待たせてしまってる。

優羅くんもこんな謎の時間困るよね。

早くごはん作りたいよね……。

あぁ……どうしたら──────────

「恋々愛」

ードクンッ。

っ……!!

優羅くんの私の名前を呼ぶ声に、一層胸が高鳴る。

そして──────────

ーポンポン……。

突然目の前に降ってきた影。

頭に触れる優しい感触。

心地いい体温……。

ゆっくりと視線をあげれば、優しい優羅くんの瞳と目が合った。

優羅くん……。

私の心を落ち着かせるように優しく頭を撫でてくれる優羅くんの手。
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