ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
どういうこと!?

私は状況が呑み込めず、何が何だかアタフタ。

しかし……。

「なに」

!?!?

優羅くんはそんな私なんてお構い無しに、掴んでいた私の手を離すなり、私の前でコントローラーを両手で握りなおす。

な、なにって……!!

アワアワする私とは対照的に、至っていつも通りの優羅くん。

すぐ耳元で聞こえる優羅くんの声。

全身を包み込む優羅くんの香り。

背中や至る所で優羅くんの体温を感じる。

こんなバックハグされてるみたいな体勢……。

ードクンッドクンッドクンッドクンッ!

こんなの心臓破裂しそうなんですけど!!
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