ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
③森の鬼指導者
♡恋々愛side♡
「お疲れ様でしたー」
「お世話になりました!」
夜の7時を回った頃。
撮影も終わり、着替えを済ませた私たちは一足先に失礼することに。
「お疲れ様ー! 7月号楽しみにしててね!」
そう言って、オフィスの入口まで見送ってくれる藤原さん。
藤原さんはこれから『スタッフオススメ』ページの編集をするそうで、まだオフィスに残るみたい。
締切、明後日だもんね……。
それでも疲れも見せずに笑顔で私たちに手を振る藤原さんに、私はコクリと頷いて笑顔を向けた。