ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
「あの……真海さんは──────────」
「やだ~! “真海さん”じゃなくて“慎吾ちゃん♡”って呼んでっ♪」
私の呼び方に引っかかったらしい真海さんは、満面の笑みとともにそう言った。
「慎吾ちゃん……は、凛音くんたちとお付き合い長いんですか?」
うぅ……年上の人をこんな風に呼ぶの、なんだか居た堪れない……。
たどたどしい呼び方での私の質問に、慎吾ちゃんは首を傾げながら遠くを見つめた。
「長い……んー、凛音たちと出会ったのは1年前ぐらいね。煌音がファッション誌で組んでるドレスメーカーだって言って連れてきたのが初めてよ」
あ……寿々森さんの方が慎吾ちゃんと長い付き合いなんだ。
なんか意外かも……。
「凛音と煌音がココで泊まり込みする度に、涼たちが差し入れとか持ってよく遊びに来るようになったの」
「やだ~! “真海さん”じゃなくて“慎吾ちゃん♡”って呼んでっ♪」
私の呼び方に引っかかったらしい真海さんは、満面の笑みとともにそう言った。
「慎吾ちゃん……は、凛音くんたちとお付き合い長いんですか?」
うぅ……年上の人をこんな風に呼ぶの、なんだか居た堪れない……。
たどたどしい呼び方での私の質問に、慎吾ちゃんは首を傾げながら遠くを見つめた。
「長い……んー、凛音たちと出会ったのは1年前ぐらいね。煌音がファッション誌で組んでるドレスメーカーだって言って連れてきたのが初めてよ」
あ……寿々森さんの方が慎吾ちゃんと長い付き合いなんだ。
なんか意外かも……。
「凛音と煌音がココで泊まり込みする度に、涼たちが差し入れとか持ってよく遊びに来るようになったの」