ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
慎吾ちゃんはその頃を懐かしむように優しく微笑んだ。
「煌音はね、ネットにデッサンを投稿したりしててね、それに私が目をつけて葵咲ちゃんに紹介したの」
葵咲ちゃん……話の流れ的に藤原さんのことかな?
一番初めから慎吾ちゃんと知り合いだったのは、藤原さんなんだ。
「あの子にはデザイナーの才能がある。もちろん凛音にも溢れるほどの才能を感じるわ」
才能……。
『RYTHEM』の顔を担当してるから、すごいことは分かってたけど、本職の慎吾ちゃんに言われるなんて相当だよね。
「だから、私はあなたに期待してるのよ」
「へっ? ……私?」
慎吾ちゃんの話を頷きながら聞いていた私は、その言葉に思わず首を傾げた。
「煌音と凛音が連れてきたモデルだもの。知り合いだからって大手ブライダル企業のショーなんだから、素質がない子を選ぶはずない。ましてや本番まであと1ヶ月もないのに」
「煌音はね、ネットにデッサンを投稿したりしててね、それに私が目をつけて葵咲ちゃんに紹介したの」
葵咲ちゃん……話の流れ的に藤原さんのことかな?
一番初めから慎吾ちゃんと知り合いだったのは、藤原さんなんだ。
「あの子にはデザイナーの才能がある。もちろん凛音にも溢れるほどの才能を感じるわ」
才能……。
『RYTHEM』の顔を担当してるから、すごいことは分かってたけど、本職の慎吾ちゃんに言われるなんて相当だよね。
「だから、私はあなたに期待してるのよ」
「へっ? ……私?」
慎吾ちゃんの話を頷きながら聞いていた私は、その言葉に思わず首を傾げた。
「煌音と凛音が連れてきたモデルだもの。知り合いだからって大手ブライダル企業のショーなんだから、素質がない子を選ぶはずない。ましてや本番まであと1ヶ月もないのに」