ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
嘘……絶対年上だと思ってた……。

「煌音。同い年にさん付けされるの気持ち悪い」

うっ……。

き、気持ち悪いって……そこまで言わなくても……。

「煌音、くん……」

「何?」

「あ、いや、今のは言ってみただけで……」

何これ……変な感じだしむず痒い。

初めて優羅くんって呼んだ時みたいな恥ずかしさ……。

「できた」

「え、もう!?」

私が一人、てんやわんやしてる間に、いつの間にかデッサンは終わっていたようで。

私は完成したデッサンが気になって、席を立って煌音くんの元へ。
< 187 / 1,130 >

この作品をシェア

pagetop