ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
「だっ、だからダメだってばー!」

「でも手は繋げたしー? ハグももう少しで許してもらえるかも?」

そ、そういえば……私、ショーの時、凛音くんと煌音くんの手を握って……。

私……男の子と……。

思い出した途端、背中を冷や汗が流れる。

や、やっぱり──────────

「無理ー!!!」

私の心の叫びに凛音くんはまた優しく微笑んだ。





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