ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
あまりの敏腕っぷりに、またジーッと顔を凝視してしまっていた。
「すごいなぁって思って」
「? 何の話だ」
梓川くんは首を少し傾げ、改めて私の方を向き直る。
「地域の人たちそれぞれに合った会話しながら、説明もわかりやすくて、ハキハキしてるけど物腰柔らかくて、その結果もう半分の出店の承諾もらえて……梓川くんってホントにすごいなぁって!」
「…………」
あ……。
思いの丈を伝えながら高い顔を見上げれば、梓川くんはフリーズしてしまっていた。
私、また急に熱くなって……。
また変なやつって思われちゃう……!!
「桜川」
「は、はい……!」
「すごいなぁって思って」
「? 何の話だ」
梓川くんは首を少し傾げ、改めて私の方を向き直る。
「地域の人たちそれぞれに合った会話しながら、説明もわかりやすくて、ハキハキしてるけど物腰柔らかくて、その結果もう半分の出店の承諾もらえて……梓川くんってホントにすごいなぁって!」
「…………」
あ……。
思いの丈を伝えながら高い顔を見上げれば、梓川くんはフリーズしてしまっていた。
私、また急に熱くなって……。
また変なやつって思われちゃう……!!
「桜川」
「は、はい……!」