ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
…………あ。
「さ、さっき琴織ちゃんが、“葉森”って言ってたから……ほら! それにちょうど7人!」
「へぇ。俺7人兄妹って言ってたっけー?」
うっ……。
意地悪く笑って私の揚げ足を取っていく風磨くん。
確かに、風磨くん本人から家族の話を聞いたことは一度もない。
自分で墓穴を掘ってしまった……。
そもそも隠し事がヘタなのに、風磨くん相手に取り繕うなんて無理がある。
「ふっ……ごめんね、意地悪して。恋々愛ちゃんの反応可愛くて、つい」
そう言いながらふわっといつもの優しい笑みに変わる風磨くん。
「ごめんなさい……」
「違う。恋々愛に勝手に話したのは俺たちだから……風磨、ごめん」
私を庇うように、風磨くんに頭を下げる優羅くん。
「さ、さっき琴織ちゃんが、“葉森”って言ってたから……ほら! それにちょうど7人!」
「へぇ。俺7人兄妹って言ってたっけー?」
うっ……。
意地悪く笑って私の揚げ足を取っていく風磨くん。
確かに、風磨くん本人から家族の話を聞いたことは一度もない。
自分で墓穴を掘ってしまった……。
そもそも隠し事がヘタなのに、風磨くん相手に取り繕うなんて無理がある。
「ふっ……ごめんね、意地悪して。恋々愛ちゃんの反応可愛くて、つい」
そう言いながらふわっといつもの優しい笑みに変わる風磨くん。
「ごめんなさい……」
「違う。恋々愛に勝手に話したのは俺たちだから……風磨、ごめん」
私を庇うように、風磨くんに頭を下げる優羅くん。