ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
「幼稚園!?」

それからずっと!?

「……あっ、ごめんなさい」

私は驚きのあまり大声を出してしまった口元を咄嗟に抑えた。

幼稚園ってことは、軽く10年は経ってるよね?

「一目惚れして」

「ひ、一目惚れ!?」

優羅くんが!?

優羅くんは何度も大袈裟に反応する私へチラッと視線を向ける。

「あ……」

私はまた急いで口を覆った。

私ってばまた大声を……。

「ごめんなさい……」

優羅くんが、一目惚れ……。
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