ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
へ?
どこかから聞こえてきたのはため息混じりの聞きなれた声。
この声……。
声のした方へ視線を向ければ、そこには案の定呆れ顔の楓くんが立っていて。
み、見られた……。
壁にぶつかってしかも慌てて謝って……すごく恥ずかしい場面見られた……!!
「ダンボールが勝手に動いてると思ったら、お前だったのか」
「なっ! 失礼な……」
楓くんは私の元へ近寄ってくるなり、意地悪な笑みで憎まれ口をたたく。
またそんな意地の悪いことを……。
「これ、どこに運ぶんだよ」
……え? あっ。
楓くんは私の答えを聞く前に、私の手元からひょいっと2つのダンボールを取り上げる。
どこかから聞こえてきたのはため息混じりの聞きなれた声。
この声……。
声のした方へ視線を向ければ、そこには案の定呆れ顔の楓くんが立っていて。
み、見られた……。
壁にぶつかってしかも慌てて謝って……すごく恥ずかしい場面見られた……!!
「ダンボールが勝手に動いてると思ったら、お前だったのか」
「なっ! 失礼な……」
楓くんは私の元へ近寄ってくるなり、意地悪な笑みで憎まれ口をたたく。
またそんな意地の悪いことを……。
「これ、どこに運ぶんだよ」
……え? あっ。
楓くんは私の答えを聞く前に、私の手元からひょいっと2つのダンボールを取り上げる。