ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
っ!!

ーゾクゾクッ!

気持ち悪い……!

一気に悪寒が駆け抜けた体を私はギューッと抱きしめる。

「これ見ろよ」



サラリーマンの男性に手に持っていた何かを見せつける金髪男子。

あれは……スマホ?

「? ……っ!!」

彼の手元のスマホの画面を見るなり、サラリーマンの男性はみるみる顔色を悪くしていって。

一体何を見せてるんだろう?

「す、すみませんでした!!」

あわあわと体を震わせ始めたサラリーマンの男性は金髪男子にバッと頭を下げるなり、足早にホームから出ていった。
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