ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
「恋々愛ちゃん、結構買ったね」

一通り買い物を終えた僕たちは、ファストフード店でまったり。

僕は相変わらずコーヒーだけど、隣では恋々愛ちゃんが美味しそうにスイーツを頬張っていて……。

ご飯食べる時は転校したての時から変わらずこの可愛い顔。

いつでもどこでも何食べてても、美味しそうな笑顔に見てる側まで幸せになる。

「うん! だって可愛いのいっぱいで……それに、凛音くんがコーディネートしてくれた服全部欲しくなっちゃって!」

そして僕の方を見て満面の笑み。

あぁ、可愛い……。

なんでそんな事言うかな?

とてつもなく溢れだしてくるハグ欲を抑えるの大変なのにさ。

…………って、あれ?

ふと僕に向けていた目線をスーッと違う所へ移動する恋々愛ちゃん。
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