ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
恋々愛ちゃんは残念そうに苦笑いをする。
あぁ、またその顔……。
「恋々愛ちゃん、ヘアゴム持ってる?」
「え? あるけど……」
恋々愛ちゃんは鞄からポーチを取り出して、中からヘアゴムの入った袋を取り出すと、そっと僕に差し出した。
「僕が恋々愛ちゃんにヘアアレンジしてもいい?」
「え!?」
驚きすぎて思わず声が上ずる恋々愛ちゃん。
あ……。
恋々愛ちゃんに笑顔になって欲しい一心で思いつきで言っちゃったけど……“ヘアアレンジしてもいい?”って、ガツガツしすぎない?
しかも、ヘアアレンジできる男ってどう思われるんだろ……。
ちゃんと考える前に口からついてでた言葉に、すぐさま後悔する僕。
あぁ、またその顔……。
「恋々愛ちゃん、ヘアゴム持ってる?」
「え? あるけど……」
恋々愛ちゃんは鞄からポーチを取り出して、中からヘアゴムの入った袋を取り出すと、そっと僕に差し出した。
「僕が恋々愛ちゃんにヘアアレンジしてもいい?」
「え!?」
驚きすぎて思わず声が上ずる恋々愛ちゃん。
あ……。
恋々愛ちゃんに笑顔になって欲しい一心で思いつきで言っちゃったけど……“ヘアアレンジしてもいい?”って、ガツガツしすぎない?
しかも、ヘアアレンジできる男ってどう思われるんだろ……。
ちゃんと考える前に口からついてでた言葉に、すぐさま後悔する僕。