ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
引かれたらどうしよう……!!

「凛音くん、ヘアアレンジできるの!?」

…………あれ?

恐る恐る恋々愛ちゃんへ目を向けると、キラキラと目を輝かせながら僕を見上げている恋々愛ちゃん。

思ってた反応と違う……。

引かれると思ってたのに。

「あ、うん」

僕のその返事を聞くと、恋々愛ちゃんは尚更嬉しそうに笑って。

「お願いします!」

え……?

……えええええ!?

ペコッと頭を下げる恋々愛ちゃんに、驚きが隠せなくてあんぐり顔の僕。

自分から提案しといて何だけど、まさかOKして貰えるとは思わなかったから……。
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