ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
それ以降も、みんなギクシャクすることなく普通に接してくれて。
でも、みんな今までとは少し違う。
みんな、抱えていた何かを出せてスッキリしたみたいな感じで。
前よりも心の距離が近くなった気がする。
ちゃんと“友達”になれたような、そんな感じ……。
「残り1分!!」
あっ……。
司会の人がマイク越しに叫んだカウントダウンに、私はパッとビッグツリーへと視線を戻す。
いよいよだ……。
どんどん高まる会場の熱気と比例して、私のワクワクと浮ついた気持ちも更に高まっていく。
……あ、そうだ、“お願い”──────────
『駅前のビッグツリーはね、ジンクスがあるんだよ。点灯する瞬間に願い事をすると叶うって』
でも、みんな今までとは少し違う。
みんな、抱えていた何かを出せてスッキリしたみたいな感じで。
前よりも心の距離が近くなった気がする。
ちゃんと“友達”になれたような、そんな感じ……。
「残り1分!!」
あっ……。
司会の人がマイク越しに叫んだカウントダウンに、私はパッとビッグツリーへと視線を戻す。
いよいよだ……。
どんどん高まる会場の熱気と比例して、私のワクワクと浮ついた気持ちも更に高まっていく。
……あ、そうだ、“お願い”──────────
『駅前のビッグツリーはね、ジンクスがあるんだよ。点灯する瞬間に願い事をすると叶うって』