ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
昨日もされたよね!?

デジャヴ!?

「凛音……お前なぁ」

「学習して」

楓くんと優羅くんは呆れたようにため息をついて凛音くんに哀れみの視線を送る。

ほんとだよ……昨日の今日だし。

私は震える自分の体を抱きしめながら呼吸を整える。

「あまりの嬉しさに衝動が抑えきれなくて……」

「お前は小学生か」

その後も楓くんと優羅くんに、けちょんけちょんに言われまくる凛音くん。

それを横目に、なんとか深呼吸して落ち着いてきた私。

やっぱりゾワッてするなぁ……。

しゃべる分にはいいけど、触られるのはそう簡単に慣れないや。
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