ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
私はなるべく自然な感じを装いながら凛音くんに尋ねる。
だって避けてる私と一緒に飾り付けするなんて……。
優羅くん、嫌がるんじゃ──────────
「あ、もうゆーくんにはOKもらってるよ」
「えっ……」
凛音くんはあっけらかんとしながらそう答えるなり、優羅くんとのSNSのやり取りの画面を私に見せた。
…………ホントだ。
『ゆーくんは恋々愛ちゃんと飾り付けね!』という凛音くんのメッセージに、『了解』とシンプルなスタンプを返す優羅くん。
優羅くんらしいな……。
SNSだから感情までは読み取れないけど、いつも通りなのは間違いない。
……とりあえず、一安心だ。
「恋々愛ちゃんもパーティー楽しみにしててね!」
だって避けてる私と一緒に飾り付けするなんて……。
優羅くん、嫌がるんじゃ──────────
「あ、もうゆーくんにはOKもらってるよ」
「えっ……」
凛音くんはあっけらかんとしながらそう答えるなり、優羅くんとのSNSのやり取りの画面を私に見せた。
…………ホントだ。
『ゆーくんは恋々愛ちゃんと飾り付けね!』という凛音くんのメッセージに、『了解』とシンプルなスタンプを返す優羅くん。
優羅くんらしいな……。
SNSだから感情までは読み取れないけど、いつも通りなのは間違いない。
……とりあえず、一安心だ。
「恋々愛ちゃんもパーティー楽しみにしててね!」