ワケあり女子高生、イケメン生徒会と同居します。
「うん!」

凛音くんの満面の笑みに、私も頷きながら満面の笑みで返す。

これをきっかけに、優羅くんと少しでも話せたらいいな……。

“何が悪かった?”って、聞けなくてもいい。

目を合わせて一言二言話すだけでも今は十分で。

ードクンッ……ドクンッ……。

明後日のことなのに、今からドキドキしちゃってる。

……よしっ。

パーティーの飾り付けも優羅くんとのことも、精一杯頑張ろう!

* * *

そして迎えたクリスマスパーティー当日。

「…………」

「…………」

……こんなの──────────
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