瞳の奥
風呂から出た俺達はご飯食べて、現場へ向かうため着替えることにした。俺は持ってきたスーツに着替え最後に紺のマントを着る。

麗奈は白のリボン柄の服に淡い黄色のスカートをはきベルトを通して警察道具を入れるためのホルスターを装着していた。

「麗奈のマントは中に収納出来るから、こっちに入れたら?」

「無くしそうで不安だから、今まで通りで良いかな。」

麗奈もマントを着て準備終わり。貴重品を持って車に向かう。
今から走らせたら湾岸高速使えば9:30までには着けそうだな。
麗奈は目的地を設定し、俺はサイレンを鳴らしなるよう設定して車を走らせた。

麗奈はワイヤレスイヤホンマイクを装着し、運転してる俺にも着けてくれて、部下に情報を聞き出していた。

それに対して俺は的確に指示を出す。
車は湾岸高速へ入る。
覆面パトーカがサイレン鳴らしながら走っているからか、いつも以上に車は慎重な走行をしている。俺は追い越し車線側を物凄いスピードで走行する。

「ちょっ、スピード出しすぎじゃない?」
「しんどい??少し落とすけど」
「いや大丈夫。緊急走行でこの速度は久々だったから…」

そう、実は150kmを出しているのだ。
そうしてる間に現場に到着した。
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