瞳の奥
数分後、私達は警察関係者には連絡取り終えると避難誘導している晃輝くんの元へ向かった。
「晃輝、大丈夫か?」
「エレベーターが完全に停止しているみたいで、エスカレーターと階段で降りてもらうように、他店舗の店長と合同で誘導しているところだ。
まぁ、エスカレーターも止まってるから階段みたいな感じだけどな。」
「そうか、俺達も手伝うぞ。」
晃輝くんと話していると、別店舗の店長さんと思わしき人がこちらにやってきた。
「すみません、エスカレーターですが、5階がシャッター閉じており降りれないと先陣隊から連絡を受けました。
とりあえず6階まで降りてから階段使うよう伝えましたが、人が多くて詰まっているようです。」
「蓮、どうする?」
蓮も晃輝もその場の対処力に優れていて、私はただ二人の会話に耳を傾けるしか出来ず、何も出来ない自分が情けないと感じていた時だった。
「晃輝、エスカレーターで降りるのは7階までだ。そこからは、申し訳ないが階段を使ってくれ。
おそらく5階がシャッター閉じられているとなると、犯人はそこに立てこもってる可能性が高い。
その上の階にも影響が出かねないから、6階に降りるのは、俺と麗奈だけだ。」
「解った。皆に説明して避難する。
蓮、麗奈ちゃんも気をつけて。」
晃輝くんは心配そうに私達を見送ってくださり、私と蓮は6階に降り立った。
「晃輝、大丈夫か?」
「エレベーターが完全に停止しているみたいで、エスカレーターと階段で降りてもらうように、他店舗の店長と合同で誘導しているところだ。
まぁ、エスカレーターも止まってるから階段みたいな感じだけどな。」
「そうか、俺達も手伝うぞ。」
晃輝くんと話していると、別店舗の店長さんと思わしき人がこちらにやってきた。
「すみません、エスカレーターですが、5階がシャッター閉じており降りれないと先陣隊から連絡を受けました。
とりあえず6階まで降りてから階段使うよう伝えましたが、人が多くて詰まっているようです。」
「蓮、どうする?」
蓮も晃輝もその場の対処力に優れていて、私はただ二人の会話に耳を傾けるしか出来ず、何も出来ない自分が情けないと感じていた時だった。
「晃輝、エスカレーターで降りるのは7階までだ。そこからは、申し訳ないが階段を使ってくれ。
おそらく5階がシャッター閉じられているとなると、犯人はそこに立てこもってる可能性が高い。
その上の階にも影響が出かねないから、6階に降りるのは、俺と麗奈だけだ。」
「解った。皆に説明して避難する。
蓮、麗奈ちゃんも気をつけて。」
晃輝くんは心配そうに私達を見送ってくださり、私と蓮は6階に降り立った。