瞳の奥
6階に降りると既に人はいなかった。
大きな百貨店のため、避難訓練も念入りに行われているようで避難誘導がスムーズに行っているのだろう。
「蓮、やっぱり。。」
「嫌な予感が当たってしまったな。」
私は鞄の中に警察手帳、拳銃、手錠があることを確認し、ホルスターベルトを腰に巻きそれら全てを外れないよう装着した。
あとは、無線イヤホンをつけて部下と連絡取れる状態にしスマホも一緒に入れる。
蓮はもともとスーツで中に全て揃っているので、部下と連絡を取り合っていた。
一通り指示をし終えた頃に蓮の元へ行く。
「麗奈、これからの予定を説明するよ。」
「うん、お願い。」
「今は既に警察が集まり始めてきているが、特集部隊SATと俺ら捜査一課全員が揃い、かつ4階までの避難が終わってから突撃する。
その間、俺達は5階で入れそうなところを探す。おそらく、トイレとかなら行けるだろう。」
「6階のトイレの壁を外して下に降りれるか探すわけね。」
「あぁ。そこで、降りれたら中の様子を伺う。基本向こうが準備出来るまでは出ないが最悪な状態なら援軍来る前に突撃するぞ。」
「最悪な状態では無いことを祈るしか無いね。。」
私は拳を握り締めながら蓮の話を聞いていると蓮が手を握り締め返してきた。
「あと、俺はプライベートと言え防弾ジョッキ来てるから良いが、お前は着てないんだから俺より先に行くな。無茶も厳禁だからな。」
「ふん、心配してくれるのはありがたいけど、その台詞そのまま返すからね。」
私達は、トイレから5階に降りるのだ。
大きな百貨店のため、避難訓練も念入りに行われているようで避難誘導がスムーズに行っているのだろう。
「蓮、やっぱり。。」
「嫌な予感が当たってしまったな。」
私は鞄の中に警察手帳、拳銃、手錠があることを確認し、ホルスターベルトを腰に巻きそれら全てを外れないよう装着した。
あとは、無線イヤホンをつけて部下と連絡取れる状態にしスマホも一緒に入れる。
蓮はもともとスーツで中に全て揃っているので、部下と連絡を取り合っていた。
一通り指示をし終えた頃に蓮の元へ行く。
「麗奈、これからの予定を説明するよ。」
「うん、お願い。」
「今は既に警察が集まり始めてきているが、特集部隊SATと俺ら捜査一課全員が揃い、かつ4階までの避難が終わってから突撃する。
その間、俺達は5階で入れそうなところを探す。おそらく、トイレとかなら行けるだろう。」
「6階のトイレの壁を外して下に降りれるか探すわけね。」
「あぁ。そこで、降りれたら中の様子を伺う。基本向こうが準備出来るまでは出ないが最悪な状態なら援軍来る前に突撃するぞ。」
「最悪な状態では無いことを祈るしか無いね。。」
私は拳を握り締めながら蓮の話を聞いていると蓮が手を握り締め返してきた。
「あと、俺はプライベートと言え防弾ジョッキ来てるから良いが、お前は着てないんだから俺より先に行くな。無茶も厳禁だからな。」
「ふん、心配してくれるのはありがたいけど、その台詞そのまま返すからね。」
私達は、トイレから5階に降りるのだ。