桜が舞い、君に出逢う。
「俺、美緒に一目惚れしたの。廊下で出会った時から。」
驚いて、目が見開いていくのがわかる。
「美緒は、俺がチャラいから声掛けたって思ってたけど、俺美緒以外で女子に声掛けたことないからね。」
以外、だった。
本当はチャラくない遊馬久遠。
なら私に声をかけたのも、
今まで可愛いって言われてたのも、
全部…。
「ねぇ美緒。」
「な、に?」
何故だか、声が震える。
「美緒は、俺のこと嫌い?」
前にも、そんな事を聞かれた気がする。
前までは、嫌いだった。でも今は…
「…最初はサイテーなクズ野郎だと思ってた。でも今は…ふふっ、人間って、こんなにも早く心変わりするものなんだね。」
好きか嫌いかもわからない、曖昧な言葉。
驚いて、目が見開いていくのがわかる。
「美緒は、俺がチャラいから声掛けたって思ってたけど、俺美緒以外で女子に声掛けたことないからね。」
以外、だった。
本当はチャラくない遊馬久遠。
なら私に声をかけたのも、
今まで可愛いって言われてたのも、
全部…。
「ねぇ美緒。」
「な、に?」
何故だか、声が震える。
「美緒は、俺のこと嫌い?」
前にも、そんな事を聞かれた気がする。
前までは、嫌いだった。でも今は…
「…最初はサイテーなクズ野郎だと思ってた。でも今は…ふふっ、人間って、こんなにも早く心変わりするものなんだね。」
好きか嫌いかもわからない、曖昧な言葉。