桜が舞い、君に出逢う。
「…お似合いじゃない。」

そう言って私は笑う。

恋愛小説がそれなりに好きな私は、

恋バナもそれなりに好き。

「ほ、ホントに!?」

「えぇ。しかも、最近仲良いじゃない。頑張ってるのね。」

「うぅ、花恋〜!花恋だけだよそんなに私のこと見てくれるのは!」

別にめい限定じゃないけど。

「はいはい、体育館着いたよ。」

「は〜い!」

こういうところが少し花陽っぽくて、

なんだかんだ言って甘やかしてしまう。
< 140 / 300 >

この作品をシェア

pagetop