桜が舞い、君に出逢う。
ピー!

試合が終了して、めいの元に行く。

「凄いよ花恋!圧倒的だったね!」

確かに、点差は8点。

私たちのグループが12点で相手が4点。

「たまたまよ。」

「花恋、その言葉は嫌味にしか聞こえないよ」

「あら、じゃあやめとくわ。」

めいの忠告をありがたく受け取り、

体育館の隅に座り試合を見届ける。

「ねぇ花恋!見てよ!桜太くん、めっちゃかっこいい…!」

めいは大好きな桜太くんに見惚れている。
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